設置場所に関する注意点
- 音と臭いが気にならない、屋根のある場所を選ぶ。
- お客様へのアピールでの設置の場合は、臭い対策を行った上での設置を行う。
- 臭いを特に気にする場所に設置する場合は「触媒型」などの臭いが少ない機種を選定する。
業務用生ゴミ処理機を設置する時に問題になるのは、どこに設置するかということです。
基本的には、機械を設置するのに十分なスペースと、メンテナンスしやすいスペースがとれれば、設置場所に特に制約はありません。
実際には、屋外に設置しているケースもあれば、専用の小屋のようなところに設置しているケース、地下の駐車場のような場所に設置しているケースなど、お客様の状況により様々です。
業務用生ゴミ処理機は、運転中も音はほとんど出ませんし、生ゴミの投入時以外は、ニオイもあまりしません。しかし、音やニオイが全くないということではありませんので、まずは音とニオイが気にならない場所がよいでしょう。
屋根は必ずしも必要ではありませんが、雨天時の生ゴミ投入やメンテナンスのことを考えると、屋根はあった方がよいでしょう。
なお、寒冷地では、処理層内の温度が下がりすぎると菌が活性できないため処理効率が落ちます。そのような場合は、屋内に設置することが望ましいです。
上記を総合すると、屋根があり、十分な広さがとれる人目につかない場所ということになるかと思います。
しかし、中にはお客様が通る場所に、わざと目立つように設置するケースもあります。これは環境問題への取り組みをお客様にアピールするために、敢えてやっているケースです。このような場合でも、ニオイに問題がないことを確認した上で設置する必要があります。場合によっては、脱臭装置をつける必要があるでしょう。
マンションの共用部に設置する場合や、換気が難しい場所に設置する場合など、特に臭いに対して対策が必要な場合は、元から臭いの発生量が少ない機種を選定した方がよいでしょう。「触媒型」の生ゴミ処理機は臭いの発生量が少ないと定評があります。
お客様の立地や目的により、最適な設置場所の提案も当社では行っております。ぜひご相談ください。
→ 臭い対策