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処理方式別解説

バイオ式生ゴミ処理機

バイオ式の生ゴミ処理機は、現在最も普及しているタイプです。生ゴミの分解に菌を使用し、二酸化炭素と水に分解し、残った生成物は堆肥として使用することが可能です。
効率よく分解させるために、生ゴミを攪拌する必要があり、そのためのモーターを駆動させる必要がありますが、それ以外の電力はほとんど使用しませんので、エコロジーの観点から見ても優れた処理方式と言えるでしょう。
機械の構造も単純で、故障するリスクも比較的少ないでしょう。
バイオ型はさらに「堆肥型」と「水処理型」に細分化できます。堆肥型は生成物が排出され、それを堆肥として利用できます。
水処理型は、生ゴミを分解処理する過程で、シャワーリングして排水と一緒に流すタイプです。処理機内部に投入した生ゴミは100%消滅しますので管理が簡単です。なお水処理型を設置する場合、グリストラップ、排水処理装置、本下水等排水処理装置が必要になります。

 

菌と生ゴミの関係

バイオ式生ゴミ処理機では菌を使用しますが、この菌の種類や配合は機種により異なります。この違いが機種毎に処理能力や、生ゴミの種類による得手、不得手を決めることになります。つまり肉類の処理が得意な装置、魚類の処理が得意な装置、野菜類の処理が得意な装置などが存在するのです。

バイオ型の生ゴミ処理機を導入して失敗する原因の内、最も多いものは、価格のみで機種選定をしてしまい、自社の排出する生ゴミの種類と菌が合ってないことに起因するものです。

可能な限り、実際の生ゴミを使用したシミュレーションを行い、確認した上での導入をお勧めします。

なお、バイオ式の生ゴミ処理機の場合、定期的に菌を補充する必要がある機種がほとんどです。電力消費量だけでなく、菌の補充にかかるコストも含めてランニングコストを計算しておく必要があります。

 

バイオ式生ゴミ処理機が得意とするもの

バイオ式の最大の魅力は、大容量の機種が多く揃っていることでしょう。また、菌の補充にかかるコストの問題をクリアできれば、比較的低コストでの運用も可能です。

また、他の処理方式に比べ、生成物として出てくる堆肥の質もよく、そのまま畑等に使用できるもの魅力です。

少量の電力があれば稼働させることができるため、設置場所も選びません。

大量に低コストで生ゴミを処理したい、堆肥を循環させるモデルを構築したいなどのニーズがあれば、真っ先に検討すべきでしょう。

 

バイオ式生ゴミ処理機が苦手とするもの

一般的にバイオ式の生ゴミ処理機は下記のようなものの処理には向いていません。

これらのものを処理する場合は、バイオ型以外の機種を検討した方がよいでしょう。

また、菌の分解作用を活用するため、どうしてもニオイはゼロにはできません。分解がうまくいっている場合にはニオイは大幅に軽減されますが、少しのニオイも許容できない場所に設置する場合にも向いていないでしょう。

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触媒式生ゴミ処理機

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