食品リサイクル法完全対応、生ゴミ処理コスト削減、ニオイの問題などを解決します

導入失敗事例

ここでは、当社に寄せられた相談の中から、業務用生ゴミ処理機を導入して失敗してしまった事例をご紹介します。このような状況に陥り、後悔しないためにも、ぜひ当社のノウハウを活用していただきたいと思います。

ケースその1:ニオイで失敗したA社

状況:

ニオイで失敗

A社では、2年前に自社で生ゴミ処理を行うために、業務用生ゴミ処理機を導入しようと決断しました。数社のメーカーから見積をとり、最も安かったX社の業務用生ゴミ処理機を設置しました。
ところが機械から漏れてくるニオイがきつく、住宅街の中に立地するA社では、周りの住民からの苦情が絶えません。市役所や警察に通報されたことも一度や二度ではありません。住民だけでなく、従業員からの苦情も多く、ニオイが原因で数名が辞めてしまう事態になってしまいました。
特に夏場は、害虫も多く発生し、野良猫などの動物まで寄ってくるようになってしまいました。

原因:

処理する生ゴミに合った機械を選定しなかったことが最大の原因です。業務用生ゴミ処理機は菌を使って生ゴミを分解処理しますが、菌は機械によって異なります。今回の場合、菌の種類と投入する生ゴミが合っていなかったため、菌が十分に活性化せず、処理しきれなかった生ゴミが腐敗し、ニオイの原因になっていました。
価格だけで機械を決めてしまい、十分な検討をしなかったことも遠因です。

解決策:

投入する生ゴミの種類にあった機械を導入することが根本的な解決策です。
それが出来ない場合は、生ゴミの投入量を減らす、菌に合った種類の生ゴミを多くブレンドして投入するようにするなどの対策が必要です。脱臭装置などの対策も有効ですが、触媒型の生ゴミ処理機を導入することで抜本的な問題解決が可能な場合もあります。

同じような失敗をしないために。経験豊富なコンサルタントがあなたの会社に最適な生ゴミ処理方法をご案内します。まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

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ケースその2:生成物(残渣)の量で悩んでいるB社

状況:

生成物(残渣)の量

B社は乾燥型の業務用生ゴミ処理機を導入して1年になりますが、生ゴミを処理したあとに残る生成物(残渣)の量が多く困っています。メーカーの説明だと、投入した生ゴミは1/10程度になるという話だったのですが、実際は1/3〜半分程度にしかなっていません。すぐに機械が一杯になってしまうので、生成物を取り出さなければならないのですが、従業員が一人、毎日1時間ほどその作業にとられてしまい、業務にも支障がでるようになっています。

原因:

乾燥型の業務用生ゴミ処理機の場合、水分を蒸発させて容量を減少させます。B社の場合、パンやスナック菓子など、生ゴミの水分量が元々少ないものが多かったため、メーカーの説明を遙かに超える量の生成物が排出される結果になってしまいました。

解決策:

バイオ型または触媒型の生ゴミ処理機を導入することをお勧めします。
水分量が少ないものの場合は乾燥型の業務用生ゴミ処理機では、減容率に限界があります。B社の場合、バイオ型でテストを行った結果、減容率は10%以下になり、生成物の取り出しは1ヶ月に1回で済むことがわかりました。また、B社の場合、触媒型の導入でさらに減容率を高めることも期待できます。

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ケースその3:米飯の処理で悩むC病院

状況:

米飯の処理

C病院では、院内の食事で出た残飯を自院内で処理するために業務用生ゴミ処理機を導入しました。病院では食事を残す人も多く、特に米飯の残飯が多くなっています。ところが機械に投入した米飯が大きな団子状になってしまい、うまく処理ができません。それが原因で機械の故障もたびたび起こっています。

原因:

米飯を処理した場合によく見られる現象です。分解される前に機械で撹拌されてしまい、餅つき機と同じような状況になってしまい団子状になってしまうのです。こうなると分解処理するのは極めて難しくなり、機械に負担がかかるため故障してしまいます。

解決策:

米飯は処理する際に、様々なノウハウが必要になります。一番簡単にできる解決策は、一度に投入する量を減らすことです。そうすることにより、固まる前に分解できる可能性があります。他の生ゴミの分量とのバランスも重要です。
もう一つの解決策は触媒型の処理機を導入することです。バイオ型では分解が始まる前に団子状になってしまうことが問題になります。触媒型の場合、即座に分解が始まりますので、団子状になる前に分解してしまいます。C病院の場合は、新たに触媒型の処理機を導入することで問題を解決しました。

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ケースその4:処理量の不足に悩むD社

状況:

処理量の不足

D社は総菜の加工を行っている会社です。食品リサイクル法施行に伴い、自社で生ゴミ処理を行うことにし、1トンの業務用生ゴミ処理機を導入しました。しかし、実際に導入してみると、発生した生ゴミのうち一部分しか処理できず、他のゴミはリサイクル業者に引き取ってもらっている状況です。コストダウンを目的にしていたのに、結局は処理費用が割高になる結果になってしまいました。

原因:

導入時に生ゴミの発生量を低く見積もっていたことが最大の原因です。意外に自社の生ゴミの発生量を正確に把握している企業は少ないものです。D社のようにどんぶり勘定で処理量を決めてしまい、自社処理とリサイクル業者を併用する結果になり、コストが高くなってしまうケースはよくあります。

解決策:

抜本的な解決策は処理量の増強ですが、D社の場合、生ゴミの発生量の把握をしないと、再び処理量の不足、あるいはオーバースペックになることが考えられます。D社の場合、生ゴミの分別をした上で、脱水機を用い減量した上で計量しました。一部は飼料として売却できることがわかり、この結果、中型の業務用生ゴミ処理機を1台増強することで問題は解決しました。

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ケースその5: 汚泥の処理で悩むE社

状況:

汚泥の処理

食品加工工場を営むE社では、生ゴミは業務用生ゴミ処理機を用いて処理していますが、排水から出てくる汚泥の処理に困っていました。産業廃棄物として業者に引き取ってもらっていましたが、そのコストが高く、悩んでいました。

原因:

業務用生ゴミ処理機で汚泥を処理できることを知らない方は多いようです。E社のように汚泥のほとんどが有機物の場合は、生ゴミと一緒に汚泥を処理することも可能なケースがあります。

解決策:

汚泥はそのまま機械に投入しても、水分が多すぎてうまく処理できません。凝集剤を使用して、処理できる状態にすることが必要です。凝集剤の使い方、他の生ゴミと混ぜる割合などを当社で指導した結果、汚泥をほぼ100%処理することができ、産廃処理費用を削減することができました。

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